恋心は玉の如き【5話 】

喬蓮房は大雨の中輿入れの日を迎えました。

雨の中花嫁行列もなく・・側室の身分の為、正門からは入れず裏門から徐家に入ります。その際、乗っていた輿から降りて歩いての輿入れが掟だと言われ不服ながら従います。

喬蓮房は今後は「喬姨娘」と呼ばれることになります。

(大雨の中、傘もダメ、輿もダメはちょっと・・・せっかくの輿入れなのに。羅元娘が厳しいのか、掟が厳しいのか・・・)

側室(喬姨娘)の輿入れの日ですが、侯爵はなかなか帰宅しません。

徐大夫人はやっと帰宅した徐令宜(侯爵)を喬姨娘の部屋に向かわせようとしますが、やんわり断ります。(笑)でも徐大夫人に押し切られ、しぶしぶ喬姨娘のものとに向かいます。

喬姨娘は徐令宜に初めて会った時からお慕いしていたと言い、徐令宜が好む琴やお香で気を引こうとしますが徐令宜は「安泰な暮らしは与えるがそれだけだ」と言って喬姨娘を遠ざけ、書斎へ帰って行ってしまします。

が、喬姨娘は必ず心を奪う!と決意します。

(喬姨娘は強靭な心の持ち主ですね 笑)

書斎に戻ってきた侯爵がぐったりしているので、部下の照影が側室が増えたのに喜んでいないのは世界で侯爵だけだと言います。が侯爵は重責が増えただけだと言います。

翌日、喬姨娘と侯爵の噂話をしていた侍女が徐大夫人に見つかり憤慨した徐大夫人に売り飛ばされました。そして文姨娘や秦石榴もいる前で喬姨娘を特別扱いして昨晩の事(徐令宜とのこと)をねぎらいます。その様子を侍女から聞いていた羅元娘は、挨拶に来た喬姨娘に跪きお茶を渡すように促します。

(徐大夫人がちょっと喬姨娘を特別扱いしすぎ!!そして羅元娘はなかなか意地悪 笑)

正室と側室の違いを見せつけた羅元娘は、喬姨娘から献茶を受け取り下がらせます。そのあと、文姨娘が羅元娘のもとに文家からの贈り物を持って訪れ、喬姨娘の悪口を言います。羅元娘は、今後、喬姨娘が徐家で優位に立たれるか、羅元娘が亡くなった後に新に徐家に迎える継室につくかどちらが文家と文姨娘にとって有利になるか考えるように伝えます。

そのころ十一娘は林殿の協力で都を出て余杭に向かう計画を簡師匠に打ち明けます。

十一娘と母の呂青桐は出発前日に一緒に布団に入り、自由に楽しく過ごした余抗での3年間の思い出とこれからの日々について楽しく話をしました。

翌日、十一娘達が出発しようとしたところ、羅夫人が王夫人に挨拶をするよう言われたので、呂青桐と侍女の冬青が先に待ち合わせの慈安院に向かうことに。王夫人が「息子が絶賛していた」という言葉を不思議に思う羅十一娘ですが、そのまま羅家を抜け出し、待ち合わせの慈安院へ向かいます。

徐令宜は、都にわざと警備が手薄な地域を作り劉勇と黒幕との接触機会をうかがっていました。

そんな徐令宜は羅十一娘が出発する日に徐家の一家で羅元娘の祈願に慈安院に訪れていました。そこに劉勇が慈安院近くに現れたという知らせを受けます。弟の徐令實に戻るまで寺を離れないように伝え、捜査に出ます。

待ち合わせ場所に着いた呂青桐は羅十一娘にもらった香り袋がないことに気づき冬青をその場に残して一人で探しに戻ります。香り袋を見つけた呂青桐は、何者かの声が聞こえ人影を見て後を追います・・・

(えー!!!ここで終わり??って声出ました 笑)

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