十一娘が余抗に戻る為に埠頭に船を借りに来ました。
同じころ、侯爵は埠頭で盗難船の調査をしていました。
十一娘は埠頭で侯爵を見かけたので隠れようとした時、露天商の紅屋の商品に当たってしまい落してしまいます。謝罪し、銀子を渡して立ち去ろうとしたのですが、店主に腕を捕まれ絡まれてしまいます。
騒ぎを見た侯爵一行が仲裁に入りますが、十一娘は今日ここで会ったことは内緒にしてほしい。と口止めをお願いします。が、侯爵が「妻の妹だから心配」のような事を発したので、十一娘は春の宴の日出来事が気になっている・・と侯爵に言ってしまいます。
《潔白なのにちょっと罰が悪い侯爵様・・・。ラブラブまではまだ遠いこの2人。初対面から印象悪めなお二人です。》
姜若夫人から「二娘を気に入った」と返事があり、羅夫人は王煜(茂国公府)に二娘を嫁がすことに決めました。相手が酒好きの乱暴者の王煜でも庶子の二娘が茂国公府に嫁げて幸運だ!という話を侍女から聞き、十一娘が自分を陥れて仕組んだに違いない!!と勝手に逆恨み。そして、策を練ります。
絶対に王煜に嫁ぎたくない二娘は、妓楼から酔って出てくる王煜にわざとぶつかって、「羅十一娘」と名乗る。王煜から羅二娘の事を聞かれたので、羅十一娘のふりをして「姉の二娘は容姿端麗で優秀。でもかなりの病弱で扱いが大変」と吹き込む。
王煜は、二娘の言葉に騙されて激怒。二娘との縁談ではなく羅十一娘との縁談に変更すると申し入れ。
王煜の急な変わりように元娘と羅夫人は不思議に思うが、息子の為、羅家の為なら二娘でも十一娘でも問題はないという。
《十一娘が王煜に嫁ぐのだけは辞めて欲しいと呂青桐(十一娘の母)が羅家の当主に涙ながらに訴えました。羅夫人に相談する!と意気込んだ割に、最初からビクビク弱腰 笑。意見を言う事も無理な空気感 笑。残念です。》
埠頭で林世顕は十一娘を見かけ、再会を喜んでお茶に誘います。十一娘が余抗に帰るために船を借りに来た事を知り、市場の価格の半値で自分の船に乗ってはどうか?と提案します。境遇は違えど、母親を早くに亡くし家中に自分の身の置き場がないという林世顕と共感する部分があり、心を許す十一娘。
林世顕の船に乗せてもらうべく、二人は来月1日辰の刻に慈安院で落ち合う約束をします。
《政務を理由に家なかなか帰らない侯爵さま。あんな策略まみれで女強めの家には現代でも嫌ですよね・・笑》
つづく→5話へ
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