リラクゼーション店で働くには

こんにちは!

リラクゼーション業界15年のsakiです。店舗のセラピストとして、店長として、技術指導者として、最大25店舗のマネージャーとして勤務してきました。

そんなsakiが、これからリラクゼーション店で働きたいっていう方の参考になるような内容を書いていこうと思います。

まず最初に「リラクゼーション店で働きたい!セラピストになりたい!」でもどうやったら働けるんかな?て思う人が多いと思います。

リラクゼーションって言ってもたくさんお店があって、どこを選んだらいいのかわからない・・・。

そんな方は、まずは、自分がどんなセラピストになりたいか考えてみてください。

理想像でも良いし、働く場所、お店の雰囲気でもOK。

リラクゼーションって言っても取り扱うメニューや雰囲気はお店によって全然違うのです。なので、まずは自分の進みたいセラピスト像を決めましょう!

↓分類的には①~⑤ぐらいです。↓

①お店の雰囲気(カジュアルな感じ、完全個室)

②スタッフの雰囲気(女性スタッフのみ、男性も女性もいる)

③立地(駅近、雑居ビル、郊外路面)

④メニュー(もみほぐしやボディーケア、足つぼ、リフレクソロジー、フットマッサージ、オイルマッサージ、リンパマッサージ、アロマテラピー、ストレッチ、整体)

⑤働き方(アルバイト、正社員、業務委託)

⑥お店(個人店、フランチャイズ店、チェーン店)

まず①お店の雰囲気(カジュアルな感じ、完全個室)について

カジュアルな感じっていうのは、料金体系が60分コース3000円代のお店で、店内は部屋の仕切りがなく(ちょっとした目隠しになるような、つい立や棚、カーテンが少し設置されてある可能性もあります)施術ベッドが並んであるお店の事です。

完全個室のお店は施術中は担当のセラピスト以外や他のお客様に見られずに施術が受けられるお部屋の設備しかないお店の事です。こういうお店は、受付後すぐにお部屋に案内されて担当者からのカウンセリングがあったり、各部屋にドレッサーがあったり、施術後お部屋にハーブティーやお水をもってきてくれるところが多いです。

②スタッフの雰囲気(女性スタッフのみ、男性も女性もいる)について

スタッフ(セラピスト)が女性のみの場合は、メニューにオイルマッサージがあるお店が多いです。

※あ、変なオイルマッサージじゃないですよ!リンパマッサージやアロマテラピーの施術です。

男性も女性もどちらも在籍しているお店は、①のカジュアルな感じお店が多く、メニューも豊富なお店が多いです。

③立地(駅近、郊外路面)について

これは立地によって通勤にも関わってきますが、お客様のコースの選び方、予約の仕方もちょっと変わってきます。

まず駅近のお店の場合。提携の駐車場がない(少ない)お店が多いです。なので通勤ももちろん電車メインです。車で勤務したい場合は自分自身で駐車場代を支払わないといけないです。お客様も電車をメインで使われている方が多いので、電車の時刻に合わせてご来店される方が多いのです。電車の出発時刻までにちょっとマッサージを受けたい。という方も多いです。事前に予約してご来店の方ももちろんいますが、飛び込み(時間潰しの為など)でのご来店も多く、ショートコースのお客様が多くみられます。待ち時間を嫌がる方も結構多いので、瞬時に予約枠を理解して施術のご案内ができれば沢山のお客様を受け入れる事は可能です。

郊外路面店のお店は、車で行動する方がメインです。通勤は敷地内の駐車場を利用する事が可能なので無料で駐車する事が可能です。お客さまもせっかく車で行くのだから・・という事で、ロングコースを希望される方が多いです。気に入ってもらえたらリピーターになる可能性も高いです。

④メニュー(もみほぐしやボディケア、足つぼ、リフレクソロジー、フットマッサージ、オイルマッサージ、リンパマッサージ、アロマテラピー、ストレッチ、整体)とは

リラクゼーション店のメニューは特に国家資格を要するものではないので、お店の方針で決める事が可能です。「もみほぐし」と「ボディケア」と謳っているメニューは、基本的に同じような手技の方法です。「足つぼ」と「リフレクソロジー」と「フットマッサージ」は似ていますがちょっと違います。「足つぼ」とは足裏にあるツボは体の臓器などの繋がっているため、足裏にあるツボを刺激して痛いところ(不調)を見つけて刺激し、血行促進の効果を期待した施術と考えられています。「リフレクソロジー」とは【Reflex 反射】と【Logy 学問】という英単語を組み合わせた言葉からできていると言われています。末梢神経が集まった足裏(手のひらも)の反射区という場所を指の関節を使って刺激していく技法です。こういう足裏やふくらはぎに対してオイルやクリームを使って足裏からふくらはぎまでを流していく手技を「フットマッサージ」というところが多いです。

「オイルマッサージ」「リンパマッサージ」「アロマテラピー」は、基本的には素肌にオイルをつけて強くない力でリンパの流れに沿って筋肉を緩めていく手技です。中でもアロマテラピーは、不純物のない植物性100%のアロマオイルをオイルで希釈してマッサージオイルとして使います。アロマにはそれぞれ効能があるのでその時の気分や症状にあったものを選ばせてくれるお店がほとんどです。

「ストレッチ」は筋肉を揉んだり、押したりするのではなく、筋肉を伸ばしていく手技です。自分自身では伸ばしきれない所まで伸ばすので、体が一瞬にして柔らかくなった気にはなりますが繰り返ししないと時間が経てばまた戻ります。筋肉を伸ばしすぎて傷める場合もあります。

「整体」って聞くと、バキバキとちょっと怖い想像をするかもしれませんが、もみほぐしと基本的には変わりません。しいて言うなら国家資格を持っていない方が、リラクゼーション目的より専門的な治療に近いイメージを出したいお店が使う言葉として、よく使われていると思います。

⑤働き方(アルバイト、正社員、業務委託)について

この中でリラクゼーション店で多くみられるのは「業務委託」かな・・・と思います。

業務委託とは、ざっくりいうと会社(お店)から委託された業務をする働き方です。

よくあるのは、完全出来高の報酬制度です。頑張れば1ヶ月50万円ぐらい稼ぐことはできます。

※リラクゼーション店での業務委託の仕事の仕方については別記事で書きまね!

⑥お店(個人店、フランチャイズ店、チェーン店)

これは求人を見るだけではちょっとわかりにくいので、面接時にしっかり確認する事をお勧めします。個人店の場合は直営店と同じなので、お店の方針、オーナーの方針が全てです。特に1,2店舗しかない個人店であれば働いているスタッフ数もそこまで多くないので、風通しもよく、意見は通りやすいと思います。ただ、スタッフ数が少ない場合は、人手不足によりシフトの融通が利きにくいかもしれません。チェーン店の場合は、働く契約内容にもよりますが、近隣のお店へのヘルプ勤務もある場合があります。また、チェーン店という事はお店の数が複数ある為、いろんなことが仕組化されている事が多いです。なので、自分の意見はあまり通りません。フランチャイズ店は、直営のお店と大まかには同じですが、直営店と違ったオーナーがいるので、屋号は同じですがオーナー次第で変わってきます。特にフランチャイズのオーナーはその業界は未経験の方が多い為「え?」と思う事も多々出てくると思います。ホームページ等に掲載されている求人内容は直営店の内容が多いので、面接時に必ず確認をしてみて下さい。

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