どんな仕事をしても向き不向きがあります。
①コミュニケーション能力がある人
特に「セラピスト」という仕事は、身体や心が疲れている人を癒すお仕事になります。なので、お客様の望みを会話を通じて察する能力が必要です。そのためにはコミュニケーション能力がかなり必要となります。(お話上手も喜ばれますが、一般的には聞き上手の方が良いですね)
②体力と集中力がある人
セラピストのお仕事は、お客様の疲れたところをほぐしたり伸ばしたり自分の手や指を使って和らげていきます。ずっと動きっぱなしではありませんが、立ちっぱなしです。人によっては強く圧を入れないといけなかったり、1人のお客様を60分間(平均的に60分コースが一番多い)コミュニケーションを取りながら施術する事を1日に5人6人…10人と何人も対応していきます。体を触るので不注意でケガなどさせてしまってはいけないし、お客様の要望に応えるには時間との闘いです。限られた時間の中でお疲れの箇所を緩めていくので集中力も必要です。そして、施術以外の時間は、ベッドメイクなど次のお客様の予約内容に合わせた準備や掃除、タオルメイクなどをするのでなかなか体力がいります。
③リラクゼーション店に行くのが好き、マッサージを受けるのが好きな人
自分自身もリラクゼーション店を利用していたり、マッサージを受けることが好きだったりという人は、どこをどうやって施術したら気持ち良いや逆に触られ方がちょっと不快など、マッサージを受けたことがない人よりも断然マッサージを受ける事が好きな人の方が、相手のして欲しいことを理解できるからです。
④臨機応変に対応できる人
お客様の「して欲しいところをして欲しい力加減で施術をする」という対応をセラピストは求められます。自分のしてあげたい事とお客様の要望が違う場合にリクエストをされることもあります。そのような場合、お客様に合わせて臨機応変に要望に応える努力をしていく必要があります。
このようにセラピストに向いている人の特徴は沢山ありますが、必ずこれに当てはまらないといけない訳ではありません。努力でカバーできる部分も沢山あります。
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